本来存在してはならない何か
12/26のアドベントカレンダー記事というあってはならない何かが見えているような気がしますが、ご覧のWebブラウザは正常です。
仙台でニート中
少なくとも2021/11/21時点*1に、DE10 3001が運用離脱し、仙台総合鉄道部で休車状態で放置されているそうです。
DE10 3001[仙貨]
— 𝙲𝚈𝙶𝙽𝚄𝚂 𝚁 (@CYGNUS_B767BCF) 2021年11月21日
昨日、全検切れが噂されていた3001 特休車になってました。
DE10 1539が見当たらなかった為、仙台総合鉄道部でなんらかの作業が施された後、営業へ投入されるかもしれません。#DE10#仙貨
DE10-3001、前回全検いつだっけと車体を見ると[25-11]の表記。
— 東北@ED (@sentetsuED75103) 2021年11月23日
ということは2013年11月。既に8年も経過していた。通常DE10の全検周期は6年なので延ばしながら使っていたのだろうが、唯一の3000番台もここで終止符。#DE10#石巻線 pic.twitter.com/d5iGWpe7uW
DE10 3001とEH500-1が連結してたよね pic.twitter.com/UgC9yqYYQ6
— くろみつたろう (@Kuromitsu_taro) 2021年11月28日
2013年11月に、JR東日本の秋田総合車両センターで全般検査*2を受けてピカピカの状態で公開イベントに登場していました。そこからちょうど8年。
本来は6年周期で受けなければならない検査ですが、検査直後少しだけ走って仙台で「特休車」状態で長いこと放置されていました。この期間は検査周期の計算に入れないので、意図的に次の検査タイミングの延長のため置かれていたと見られています。
この調整の結果、なんとか8年持たせたわけですが、時は2021年、後継のDD200型がまだ全面運用とまでは行かないものの順調に増備が続いており、いい加減潮時です。
1971/12/6 日本車輛製造豊川工場製ですから、あと少しで50周年という、正直なところまだ廃車されていなかったのかと驚かれるレベルのかなりの老兵です。今更このような機体をほしいという奇特な会社があるはずもなく、JR貨物の自社内ではだいぶ前に検査業務を終了しており今更延長して使うはずもなく。
…おそらく、このまま引退と思われます。
最後まで見逃すな
しばらくの間は仙台総合鉄道部で惰眠を貪るものと思われますが、いずれなにかしらの動きはあるはずです。検査は秋田に依頼する形になっていましたし、部品取り&解体も秋田でしょうか?
見逃すな、と書いてみたものの、誰かが常時確認できるはずもなく、おそらくいつのまにか仙台からも居なくなり、人知れず消えていくことでしょう。
長い間…本当に長い間、お疲れ様でした。
…まさか検査受けて運用復帰とか、令和版朝倉軌道西○鉄道に予備車として譲渡とか、いくらなんでもないよね?
初出:2022/1/2に2021/12/26分としてでっちあげましたが、枠がいっぱいのためリンクは張っておりません。