ばぐとらぶごる

開発者もすなるぶろぐといふものを、エンバグ野郎もしてみむとてするなり。

USB-SATA変換ケーブルでGPTパーティションは苦労する

症状

最近のWindowsはGPTパーティションを要求し、MBRだと蹴られるのはご存知の通り。容量のでかいHDD/SSDが当たり前になった時代にMBRパーティションなんて遺物は当然似合わない。

で、ノートPCなど内蔵SATAをほとんどいじれないマシンで、データ移行時に前のHDDをつなごうと思い、USB-SATA変換ケーブルをぶらさげたものの、出てきたのは空っぽの「GPT保護パーティション」。

以前のOS(XPや2000)でアクセスするとこうなる、という記事はたくさん出てきたものの、移行先はWindows 10 RS1なので当然該当しない。

分析

ここで、USB-SATA変換ケーブルを疑い出した。こいつは無理やり大容量リムーバブルディスクとしてOSに認識させる構造なので、変換ケーブル内でGPTパーティションを認識できなければダメに違いない。

調べると案の定「3TB以上未対応/対応」の記述が各製品に書かれている。

MBRの32bit制約が2.2TBの壁として存在しており、2TBのHDDはいけるけど3TBはダメということなのだろう。

結論

新しい3TB以上対応したやつ買えってことですワ……

ついでに

過去の遺物なMBRパーティションも、互換性(というより保護)のために生きているというお話でした。未対応システムで読んだらダミーのパーティションが表示されるなんて、うまいことできてるよね。