ばぐとらぶごる

開発者もすなるぶろぐといふものを、エンバグ野郎もしてみむとてするなり。

SSPと音声認識

本記事は 伺か Advent Calendar 2016 の25日の記事です

まえふり

メリークルシミマス!(風邪の残りに苦しみながら)

本日、SSPの実験版として、2.3.99 Test8 をリリースしました。
下記からダウンロードしてください。

http://ssp.shillest.net/archive/ssp_2_3_99f_test8.exe

クリスマスに何やってんだとお思いの方。あなたは正しい。
わざわざテスト版まで出して何をしたかったのかと申し上げますと…

音声認識

今更です。Windowsでさえコルタナさんと呼びかければ答える今時にコレがテーマなわけです。
しかもずいぶん前にMicCom/かしこが出たのに何やってんだと。あの時音声認識はすでに実現したではないかと。

そう、確かに自由文は送れるようになりました。
しかし、同時に使ってみてこう感じたのではないでしょうか。「何か違う」と。
そう!我々は!ゴーストに言うことを聞いてほしいのであって、音声認識技術にハマりたいわけではないのです!

というわけで、ゴーストに言うことを聞いてもらいましょう。

使い方

1

2.3.99 Test8をダウンロードします。
実験版なのでとてもバグいです。普段とは別のところに置きましょう。

2

マイク類をつけてください。内蔵しているなら問題ありません。

3

Windows Vista以降では標準装備されている音声認識機能を使います。
コントロールパネル -> 音声認識 を開いて、正常に動くようセットアップを済ませておいてください。
認識エンジンが日本語用かも確認しておいてください。(設定項目は「高度な音声オプション」にあるかもしれません)

4

テスト版を起動して、 右クリックメニュー→音声認識 を開いてください。

何か適当に喋ってみて、左下のゲージが振れるかどうか確認してください。

5

誰に聞いてもらうか決めないといけません。
名前を呼んでみましょう。
「会話相手」欄が埋まったら成功です。
同時にメニューが開く場合が多いと思います。こんな感じです。


6

誰に喋るか決まれば、次はお願いしてみましょう。
メニュー上に表示されているすべての文字列が対象になります。
上のサンプルだと「なんか話して」がいちばん手軽でしょうか?……聞いてくれました。


7

このように「誰に」「何を」お願いするかを発声すると反応します。
「何を」は現在表示中のアンカー/メニューが対象になります。
実は実験的に「ゴースト切り替え」「バルーン切り替え」「シェル切り替え」などと言うと特殊反応するらしい……?

必要無くなったら「音声認識」パレットを閉じてください。

結論

やっぱり声で反応するとテンション上がる。

以上です。